Geospatial Browser （ベータ版）

注釈

この機能はパブリックベータ版であり、機能性は将来のリリースで変更される可能性があります。ARDK機能のローンチタイプ（パブリックベータ版など）に関する詳細については、Lightshipのローンチタイプをご参照ください。

Geospatial Browser では、世界中のVPSが有効なWayspotsを検索して見つけることができます。プロジェクトで使用するWayspotsを選択し、関連付けられた3Dメッシュアセットをダウンロードすることができます。

Geospatial Browser を使用する方法

1. Geospatial Browserにアクセスする

   1. https://lightship.devに進む

   2. 右上にあるSign-In（サインイン）をクリックします。

   3. サインインすると Dashboard（ダッシュボード） が表示されます。左側のメニューから、Geospatial Browser をクリックします。

2. VPSが有効なWayspotを選択します。

   1. マップを操作して、Wayspotを探します。

   2. マップの右上にある検索バーで、特定のWayspotを検索することもできます。

   3. Wayspotを選択します。Wayspotに関連付けられたメッシュが表示されます。

3. メッシュをダウンロードします。

   1. Wayspotを選択したら、Download Mesh（メッシュのダウンロード） をクリックします。

      

   2. zipファイルがブラウザのダウンロードディレクトリにダウンロードされます。

   3. UnityのVPS Authoring Assistantで使用できるように、パッケージはzip形式に圧縮された状態のままにしておきます。

メッシュの使用に関する次のステップについては、 Wayspot Anchorsの設定 を参照してください。

フィルターの使用

カテゴリーフィルター（Geospatial Browserのマップビューの左下のボタン）を使用すると、さまざまな種類のWayspotを検索できます。

Objects（オブジェクト）: オブジェクトには、ベンチや水飲み場、標識、トレイルマーカー（道標）などが含まれます。

Sports/Rec（スポーツ、娯楽）: 運動場、スタジアム、ボウリング場、アイススケート場、ローラースケート場などの屋内外の場所。

Art（美術品）: 写真から彫像、壁画など、屋内外の美術品。

Buildings（建物）: オフィス、レストラン、小売店、官公庁などの建物。

Outdoors（屋外）: 庭園、都市広場、遊び場、ハイキングコース、水辺、水域など、屋外の場所。

Transportation（交通）: 鉄道駅、バスターミナル、歩道橋など。

Other（その他）: 上記以外のVPS Wayspots。

画面下部には、VPS Wayspotの品質や有効化に関するフィルターも表示されます。

Good Quality/Fair Quality: WayspotのVPSが作動すると、NianticはGeospatial Browserで品質を評価します。Wayspotの詳細には、Fair QualityまたはGood Qualityのいずれかが表示されます。品質とは、Wayspotが常にローカライズできる可能性を指します。照明のタイプを問わず、スキャンが数回行われたWayspotはGood Quality（良好な品質）になる傾向があるのに対し、必要最小限のスキャンのみ行われている場合や、照明が1種類のみでスキャン回数が多い場合は、Fair Quality（普通の品質）になる傾向があります。Good Qualityフィルターを使用すると、実際にアプリをテストする際に、VPSやロケーションの検出で最適なパフォーマンスを発揮することができます。

Private（非公開）: WayspotのステータスがPrivateの場合は、Niantic のWayfarerアプリでスキャンして、管理しているワークスペースでのみ利用できます。非公開のWayspotは開発中の使用を目的としており、公開プロジェクトに含めることはできません。

Not Activated（作動していない）: Wayspotのステータスが Not Activated（作動していない） の場合は、そのロケーションのスキャンはまだ送信されていないことを意味します。作動をリクエストするには、そのロケーションの実施可能なスキャンが10回以上送信される必要があります。スキャンが1回送信されると、Wayspotのステータスは Scanning（スキャン中） に変わります。 VPSが作動したWayspotを作成する をご参照ください。

Wayspotタグ

Geospatial BrowserのWayspotの詳細ビューには、4種類のWayspotが表示されます。

Public（公開中）: WayspotsのステータスがPublicの場合は、Niantic のTrust & Safetyチームによって承認され、安全性や公衆の利便性に関する条件を満たしていることを意味します。これらのWayspotは、公開中のプロジェクトで使用することができます。

Pending（保留中）: WayspotのステータスがPendingの場合は、安全性や公衆の利便性という必須条件を満たしているかどうかを判断するために、Niantic のTrust & Safetyチームによって審査中であることを意味します。審査プロセスには最大で2営業日ほどかかる場合があります。審査が完了するまでの間、保留中のWayspotをスキャンして作動させることができます。

Rejected（却下）: WayspotのステータスがRejectedの場合は、そのWayspotがNiantic のTrust & Safetyチームによる審査に通らなかったか、同一のWayspotがすでに登録されている、以前に却下されている、またはその他の理由により、Nianticによって許可されていない可能性があります。これらのWayspotをプロジェクトに追加することはできません。

Private（非公開）: WayspotのステータスがPrivateの場合は、Niantic のWayfarerアプリでスキャンして、管理しているワークスペースでのみ利用できます。非公開のWayspotは開発中の使用を目的としており、公開プロジェクトに含めることはできません。

3Dメッシュをブラウズする

メッシュでカバーされているロケーションの範囲はさまざまです。メッシュには、未舗装の道路や草の一部分しかカバーしていない場合もあれば、さらに広範囲をカバーしている場合もあります。複数のメッシュをブラウズして、自分に合ったものを見つけることをおすすめします（メッシュの品質は今後のリリースで改善されます）。

一部のメッシュは、Unaligned（未調整） と表示されます。

未調整のメッシュは、調整済みのメッシュよりも信頼性が低いため、自己の責任においてご使用ください。