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リリースノートv3.10

ハイライト

  • デバイス上のマッピングサンプル

既知の問題

  • 一部の旧モデルのAndroidスマートフォンでは、VPSセッションの開始時に、VPS診断が起動するまでの数秒間、フレームレートが低下することがあります。 これは、VPS診断で使用される機械学習モデルが読み込まれる際に発生します。 低下したフレームレートは、MLモデルの読み込みが完了すると回復します(通常は約5~10秒)。 この現象は、新モデルのスマートフォンでは発生しません(2020年以降に発売されたほとんどのスマートフォンでは問題ありません)。 フレームレートの低下を防ぐには、ARLocationManagerのVPS診断機能を無効にします(これで、診断機能によるフィードバックイベントは発生しなくなります)。
  • ARDKの古いバージョンから3.10にアップデートする際、複数のパッケージ(ARDKや共有ARなど)を同時にアップデートすると、Libraryフォルダが破損し、「Instance of Niantic.Lightship.AR.Loader.LightshipSettings couldn't be created because there is no script with that name.」というエラーが発生する可能性があります。 この問題を解決するには、Unityを終了し、Libraryフォルダを削除してからプロジェクトを再度開いてください。 これはUnity側の問題であり、修正が検討されています。
  • Unity 2022.3.10f1以降のバージョンで、AndroidまたはiOS向けにLightship SDKを有効にすると、エラーメッセージ(XR Plug-in Management error. Failure reason: Unable to assign com.nianticlabs.lightship for build target [Android/iOS])がUnityコンソールに表示されることがあります。 このエラーメッセージは良性であり、SDKはこれらのプラットフォームで期待通りに動作します。 この状態でエディターを再起動した後、Project ValidationやLightship設定ウィンドウに警告が表示される場合がありますが、これらは無視して構いません。
  • Unity 2021.3.31〜2021.3.38のWindowsマシンでLightship Simulationを使用すると、エラーが発生し、レンダリングに失敗します。 この問題はAR Foundation 5.0で発生しており、Unity 2021.3.39およびUnity 2022で修正されています。
  • Universal 3Dテンプレートを使用して作成したプロジェクトにARDK UPMをインポートすると、コンソールにいくつかのビルドエラーが表示されることがあります。 このエラーは、エディターを再起動することで解消できます。
  • On Device Persistentサンプルでは、ユーザーがマッピングをキャンセルしてすぐにマッピングを再開すると、「Mapping failed unexpectedly」というエラーメッセージが表示されます。 ユーザーはそのままスキャンを再開できます。自動的に停止するまで正しくスキャンが続けられていることを確認してください。