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リリースノート v3.3

ARDKバージョン3.3では、現実世界のオブジェクトを検出できるようになりました!

このオブジェクト検出機能のリリースに伴い、Niantic のコンテクスト・アウェアネスシステムに206の新しいカテゴリーが追加され、Lightshipではさまざまなオブジェクトクラスやサブクラスを検出できるようになりました。 たとえば、ユニークなクラスとしては frisbeerosejellyfishumbrella などがあります。 検出可能なすべてのクラスのリストについては、オブジェクト検出機能のページを参照してください。

機能/修正

  • 実験的機能: オブジェクト検出

    • オブジェクト検出では、画面上のエリアをスキャンし、既知のオブジェクトを検出して、それらに対応する2Dバウンディングボックスを取得できます。これにより、開発者はシーン内の特定のオブジェクトに基づいてAR体験を微調整できるようになりました。 詳しくはFeatureページとHow-Toを参照。
  • 実験的機能: セマンティック セグメンテーションの信頼度の閾値

    • 開発者は、セマンティックセグメンテーションチャンネルの信頼度閾値を調整できます。 これは、そのチャンネルのビットがパックド・バッファでアクティブになると変化する(GetPackedSemanticsChannelsTexture参照)。 また、閾値をデフォルト値にリセットすることもできます。

既知の問題

  • Unity 2021.3.33f1を使用してiOS用にビルドを追加すると、「Unexpected duplicate tasks(予期しない重複タスク)」エラーが発生します。 ビルドは追加するのではなく、置き換えてください。 ビルドの追加が重要なワークフローの場合は、Unity 2021.3.29f1に戻すか、Unity 2022.3.16f1にアップグレードしてください。
  • ARDK 3.0から、それ以降のバージョンに共有ARアプリケーションやサンプルを移行する場合、地域サーバーとの潜在的な互換性の問題を回避するために、新しいLightship APIキーを作成する必要があります。
  • Unity 2022.3.10f1以降のバージョンで、AndroidまたはiOS向けにLightship SDKを有効にすると、ビルドターゲットが別のプラットフォームに設定されている場合、次のエラーメッセージがUnityコンソールに表示されることがあります(XR Plug-in Management error. Failure reason: Unable to assign com.nianticlabs.lightship for build target Android (or iOS). )。このエラーメッセージは無害であり、SDKはプラットフォームで正常に動作します。 Unityを再起動するとSDKが無効化されたように見えることがありますが、実際には有効な状態です。
  • Unity 2022のバージョン3.16f1未満を使用してLightship Depthをビルドすると、iOSへのデプロイに失敗することがあります。