マップテーマ
マップテーマは、Lightship Mapのビジュアルスタイルの基盤となるものです。
マップテーマは、 フィーチャービルダー とSkyboxのコレクションで構成されています。 Maps SDKでは、マップテーマは個々の プレハブ (またはマップの基本テーマプレハブの プレハブバリアント)であり、さまざまなマップカラーパレットの作成や、フィーチャービルダーの追加や削除など、詳細なカスタマイズを行うことができます。
プレハブバリアントでは、既存のマップテーマプレハブから派生したマップテーマを作成することができます。
これにより、「親テーマ」とプロパティを共有する「子テーマ」(バリアント)を持つことができます。 ただし、プレハブバリアントは、基本プレハブやその基本プレハブの他のバリアントに影響を与えることなく、自身のプロパティのいずれかを追加で上書きすることができます。
また、親テーマに変更を加えた場合は、それぞれの子(バリアント)テーマに伝搬されます(この時点でそのプロパティがプレハブバリアントで上書きされていない場合)。 これにより、グローバルなマップテーマを迅速かつ容易に変更することができます。ツールやスクリプトを別途使用する必要はありません。
詳しくは、Unityのドキュメント プレハブバリアント をご覧ください。
マップテーマをカスタマイズする
マップテーマは、マップの外観を管理するための機能です。 この機能を使用することで、フィーチャービルダーと、具体的なテーマごとに関連付けられているSkyboxの両方を簡単にカスタマイズできるようになります。 その結果、さまざまなスタイルやカラーパレットを定義して、マップに適用できます。
テーマには、次のようなプロパティがあります。
- テーマ名 - テーマの名前。
- ビルダー - テーマに関する機能をビルドするための フィーチャービルダー のリスト。
- Skybox(オプション) - テーマに設定するSkyboxのマテリアル。
- SkyboxColor(オプション) - skyboxに適用する色。
- UseDefaultIfUnassigned - チェックが入っていても、Skyboxが割り当てられていないと、デフォルトのSkyboxが使用されます。
マップテーマを使用すると、アプリケーションやユーザーに最適なルック&フィールドで、Lightshipマップを作成することができます。 独自のカスタムテーマ を作成したり、 既存のテーマをコピーすることができます。
マップテーマの標準マテリアルとURPマテリアル
URPは、Maps SDKのすべてのサンプルでサポートされているレンダリングパイプラインです。 サンプルシーンは、主なユースケースとしてURPを使用して作成されています。 テーマごとのマテリアルが付属しており、Unityのビルトインレンダリングパイプラインで使用することができます。 URPのテーマのマテリアルを標準のマテリアルと入れ替えることで、サンプル標準をパイプラインに対応させることができます。
利用可能なテーマ
以下は、Dotyを利用可能なすべてのマップテーマで表示し た様子です。