ARDKとデータプライバシー
Nianticでは、VPSを運用するためのデバイスカメラの地理空間データや、ユーザー体験を向上させるためのテレメトリーなど、ARDKを通じてさまざまなデータを収集しています。
このデータの一部は、プライバシー法で個人情報とみなされる場合があります。詳しくは、 Lightshipのデータプライバシーに関するよくある質問 をご覧ください。 そのため、Nianticは、エンドユーザーに代わってこのデータの取得や削除を行うリクエスト(「エンドユーザーのデータ管理リクエスト)(ここでは「リクエスト」)を行う機能を開発者に提供しています。
エンドユーザーデータ管理リクエストを処理するためには、特定の識別フィールドをNianticに提供する必要があります:
ApplicationId - Apple App Store/ Google Play Store上のアプリのバンドルID/アプリケーションIDです。
UserId - プレイヤーが個々の使用状況をARでトラッキングするに一意の識別子としてUserIDを提供する 必要 があります。
ClientId - アプリがインストールされているデバイスの識別子です。 これは、UserIdが提供されない場合のフォールバックです。
上記のフィールドを提供しない場合、Nianticはエンドユーザーを特定できず、リクエストを処理できない可能性があります。
UserIdの設定
UserId は、ユーザーを識別するために使用する識別子です。 アプリの起動時に、 Niantic.Lightship.AR.Settings 名前空間を使用して、ユーザーの識別子をARDKに提供する必要があります。
ユーザーの識別子でアプリを起動するたびに、PrivacyData.SetUserId(string userId)APIを呼び出す必要があります。 これにより、NianticはこのUserIdによって、そのプレイヤーに関するすべての利用情報をマッピングすることができます。
ARSession
クラスの呼び出しをトリガーする前に、 UserId
を提供してください。
- XRを手動で初期化する場合、
SetUserId(string userId);
ローダーを初期化した後、ARSession
クラスのAPIを呼び出す前に呼び出します。
UserIdが設定されていない場合、ログに警告が表示されます。 UserIdを提供しない場合、Nianticはあなたの要求を処理できないことがあります。